トラブル対応
9月5日、7日は当社管理物件の不具合対応に追われていました。
度重なる豪雨の後に弊社管理物件のとあるお部屋で、部屋によって電気の点く部屋、点かない部屋出てしまい、エアコンも作動しなくなるというトラブルが発生しました。
5日は、弊社と提携しております「24時間駆けつけサービス」を手配致しましたが、ご入居者様と行き違いとなってしまいました。あるあるです。
私が気がついた時には既に他の現場へ向かっていましたので仕方なく再手配をいたしました。
今度は私も立ち会う事にして訪問してもらいましたが、訪問直前に何の前触れも無く復旧して、何事も無かったかのようにエアコンも作動し、照明も点灯してしまい症状が出ませんでした。
念のため、業者の到着まで待ってひと通り点検をしてもらいましたが、やはり症状が出ている時でないと不具合の確認のしようがないとの見解でして、その日は取り敢えずそのままで終えることにしました。しかし、7日に再び不具合が発生いたしました。
私なりに点検してみました
今回は、症状が出ているうちに何が起きて不具合の原因となっているのか確認だけでもしようと手持ちの電気テスターを持って行き、自分なりに点検をしてみました。
コンセントの差込口にテスターを当ててみると、照明が点灯している部屋は100V付近を指しているので問題はなさそうです。
反対に症状が出ている部屋は0V付近を指していました。念のため、分電盤の漏電ブレーカーの下流側にテスターを当ててみましたら、原因が分かりました。
一般住宅の電気は「単相3線式」と言いまして電線が3本引き込まれております。そのうち電圧線の1本が通電出来ていないことが分かりました。
知り合いの業者に確認したところ、不具合が出ている場所によっては中部電力管轄とのことでしたので、中部電力の方に点検してもらうことにしました。
外部の分電盤を点検するとあっけなく復旧しました。分電盤に雨水が入った跡がある為、豪雨になると中に入った水の排水が間に合わず、トラブルの原因となったと思われます。
応急処置のうえ、電気工事業者の方に修繕見積をしてもらうことにしました。