冬はつとめて
9日は、貸主企業のご担当者様お立会いの下で新築倉庫の内部の写真を撮影してきました。
しかし、年始になって寒さもますます厳しくなったと感じました。
出掛ける際に社用車の外気温を見ましたら氷点下2度になっていました。氷点下はこの冬初だと思います。
「春はあけぼの」で始まる枕草子に「冬はつとめて」という一節があります。
「つとめて」とは「早朝」のことでして、冬は「早朝」が「見どころがある」というか「趣深い」といった意味合いになるかと思います。
しかし、本当に今日の朝は寒い朝だと感じました。
とてもじゃありませんが、趣といいますのか冬を楽しむ様な気分にはなれませんでした。
しかし、現代ほど防寒着や暖房設備も整っていない時代に、冬のいてつく寒さも含めて四季折々を楽しんだ平安時代の人々は、ほんとうに優雅だと思いますね。
今より時間もゆっくり流れていて、今より多くの情報で溢れかえるような感じでもなく、といった時代背景が大きいように思います。
設備充実の最新倉庫を堪能
朝10時にご担当者様と現地にて落ち合いました。
しかし、挨拶もそこそこに他に言うことがないのかと思うくらい「寒い」「寒い」とお互い口にしていました。
早々に写真撮影を切り上げようと倉庫を開けていただきました。
内部は倉庫と事務所の2層構造となっておりまして、1階の倉庫部分のシャッターは電動、2階の事務所部分もOAフロアでエアコン完備。しかもエアコンをつけて部屋を暖めて下さっていました。
豊臣秀吉の逸話のような話ですが、それだけ早く客付けをされたいというお気持ちの現れだと思います。
ほか、2階の事務所部分にはもちろんのこと、1階倉庫にもトイレ・洗面がちゃんと備わっております。
いかにも設備充実の今どきの物件だなぁと思いました。
少し気になったのでは、用途地域です。
工業系ですと、駅近くですから水耕栽培などの業態の企業への提案も可能でした。
少しでも早く客付け出来る様に活動していきたいと思います。