街並み保存の取り組みについて
元々、私は地元志向が強いわけではありませんが、生まれてから人生のほぼ全てを当社が所在する名古屋市緑区の有松、桶狭間地区を中心に暮らし、活動しております。
有松という街はご存知の方も多いかとは思いますが、「絞り」と言いまして着物などの布地を染める伝統技法のひとつである「絞り染め」の産地として有名です。
また、江戸時代からの旧東海道の商家の街並みを今に残すなど見どころ満載でして「有松絞りまつり」も毎年恒例となっております。
平日でも観光客が数多く訪れまして、趣ある街並みを写真やスケッチで残そうとする人々をよく見掛けます。
名古屋市の地区計画である「有松伝統的建造物群保存地区及び有松町並み保存地区」の指定がなされており、行政も地域も観光資源である街並みの保存に熱心です。
先日、当社のインターネット掲載の件で市役所よりご指導を頂きました。
実は地元商工会会員の実質唯一の不動産会社である当社も、この取組みにもっと熱心であるべきだと思いました。
商工会つながり
商工会経由で他の会員様の不動産の売買やテナント物件の客付け依頼のご紹介を頂く機会もありまして、当社の創業当初よりお付き合い頂いている会員様もおみえになります。
かたくなに昔からの商慣習を守り続けている方も多く、保証金を厚くしたり公正証書を取り交わしたりといったスタイルも多く見受けられます。
ただ、保証会社を利用した今どきのやり方を周知していかないと、せっかくのご出店希望の方を取りこぼしているように思います。
これは建物管理を強みとしております当社としましても、今どきのリスクヘッジの取り方の周知など、少しでも会員様へプラスとなる提案を継続していきたいと思います。
17日は、募集中の地元テナント物件のご案内でした。
色々と迷われているご様子でしたが、最終的にご決断いただきました。
また、夏ごろに商工会の方とオーナー様を訪問いたしましたテナント物件もございます。
こちらも新たに当社にて募集開始させていただく運びとなりました。