契約書類の読み合わせ
28日(土)は、契約予定のテナント物件の賃貸借契約書の読み合わせを貸主様と行いました。
当社が契約書類を作成する場合はドラフトなどと言われることもあるのですが、予め契約書(案)を作成しています。
売買物件であれば売主様、借主様、事業用の賃貸物件であれば貸主様、借主様双方に内容の確認・読み合わせを行っております。
双方内容的に問題ないことを確認してから契約書類原本の作成を行い、契約書にご捺印頂くようにしております。
賃貸であっても事業用物件の場合は、売買と同様に注意しなくてはならないことが多い為、売買契約と同様な手順を踏んでおります。
物件自体も事業用では居住用物件とは違いまして、設備の内容やその扱いについてもより多種多様で個別に確認や注意が必要です。
前借主様から設備の不具合や契約期間中に起きたことなどをお伺いしていた場合、次の借主様にもお伝えする必要があれば、ご案内時にお伝えしたり、契約書類の備考欄にその旨記載したりしています。
その他の契約内容の留意点など
その他にも金融機関の融資を利用して、ご開業される場合も少し複雑となります。
万一融資否認となった場合は白紙解除と言いまして、初めからなかったことにするのか。
それとも手付解除と言いまして、予め差し入れた手付金を放棄して契約解除とするのか。
融資が無事承認となり契約を継続する場合、その後の手続きをどのようにしていくのか。
貸主様、借主様双方が懸念されている点をどのように契約内容に織り込んでいくのかが重要だと思っております。
話は変わりますが、当社では事業用物件をご契約のお客様のお店がご開店の際には、必ず開店祝いで生花をアレンジしたものをお届けするようにしています。
しおれたり枯れたりすれば気軽に捨てて頂けるので、生花のアレンジにしています。
ただ、最近交流会で知り合った方が風船をアレンジした贈答品を作成・販売されているので、試しに生花の代わりに開店祝いとするのも新しいと思っております。