解体工事現場を確認してきました
18日は当社管理物件の貸ビルの1階テナントの現地確認をしてきました。
以前の日報でも取扱い致しました某リラクゼーション系店舗跡になります。
内部は長年謎の空間となっていたうえ建物自体も築40年を超えています。
去る16日から解体工事が始まりましたものの、ある程度のトラブルは覚悟していました。
今回は工事業者から連絡があり、今まで塞がれていた南側の窓下部分が一部腐食しているので確認して欲しいとの事でした。
そこで、午前中時間を空けて現地確認をしてきました。
現地の解体工事もかなり進んでおりまして、大昔は喫茶店だったこともあり大きな窓から光が入る明るい空間へと様変わりしていました。
その窓下部分に木造の構造体で窓を支えているのですが、そこが腐っておりました。
以前はユニット型のシャワールームで窓を塞いていたのですが、防水処理が十分でなかった様です。
このままですと窓が落ちる可能性もあるとの事でして、何らかの対策が必要との話でした。
目標とするところまであと一歩です
窓下部分をしっかりと新調しても費用も掛かります。
せっかく費用を掛けても建物も相当経年が進んでいますので、他にも色々問題と出てきます。
趣味ならともかくその度に多額の費用を掛けて修善しだすとキリが有りませんので、当社として推奨しておりません。
これは趣味だとしてもおなじではないかと思います。
しっかり新造する方法と補強工事をして進行を食い止める方法とで2種類程度見積りを出して頂いてオーナー様にご判断を仰ぐことに致しました。
話は変わりますが、こちらの貸ビルを昨年の1月から当社にて管理開始を致しまして、その印象はガラリと変わりつつあります。
これは、新築マンションの立ち上げをはじめとする1,000戸程度の賃貸不動産の管理運営の経験と稼働率の低い築古の賃貸不動産を再生させてきた経験などを活かすことができたからだと思います
当社のノウハウをつぎ込んで取り組んできましたが、目標とする到達点が射程圏内に入ってきました。