当社にて対策を検討・具体化した事例をご紹介させて頂きます。
物件概要
築年:昭和56年
構造:鉄骨造
階数:3階建
種別:貸ビル
所在地:愛知県大府市某所
総戸数:6戸
駐車場台数:10台
課題
総戸数6戸に対して駐車場区画数10台。
全テナントが駐車場を2台契約する事が出来ず、近隣の月極駐車場も万年満車状態。
年単位での解約待ちが先約で何組もあり、近隣での確保は絶望的。
1台のみ契約のテナントに対して退去が出たタイミングで1台追加契約に応じる旨の約束も反故になっていた。
契約区画が不明瞭で一部テナントがどの区画を契約しているのか把握できていなかった。
一部テナントの利用者が無断駐車を繰り返しており、やや無法地帯化していた。
当社での対応
各テナントの協力のもと駐車場の現況調査を実施。
各テナントごとの契約区画を覚書にて書面化し、駐車区画には契約テナント名を明記して見える化を実施。
契約上の空き区画には、シード社運営のパーキングペイを設置し、スマートフォンアプリを利用した簡易的なコインパーキングとした。
無断駐車対策には、各テナントに対して当社での都度の対応は困難である旨を説明のうえ、各テナント別に注意喚起とパーキングペイ利用案内の貼り紙を配布して各テナントにて対応頂くお願いをした。
パーキングペイの無断駐車については、スマートフォンアプリを通じてシード社へ通報し、シード社にて対応頂いた。
最終的には、敷地内駐車場の割振りを各テナント1台を専用区画として計6台、残る4台を共用区画に変更して、各テナントが1台は専用使用でき最大5台使用できるようにした。