当社にて対策を検討・提案した事例をご紹介させて頂きます。
物件概要
築年:昭和47年
構造:鉄筋コンクリート造
階数:3階建
種別:店舗・共同住宅
所在地:愛知県名古屋市千種区某所
総戸数:5戸
駐車場台数:0台
課題
窓口は所有者のご子息で物件の売却の意向があり、実際に購入希望者がいたものの提示額と売却希望額との間に乖離があり成約とならなかった。
そうこうしているうちに所有者の健康状態が悪化し、売却活動はいったん中断となっていた。
かと言って賃貸経営にも意欲的という状況ではなく売却の話もまとまらないままという状況が続き、物件自体の稼働率・収益性も落ちて疲弊していく一方であった。
また、設備も老朽化が進んでいて、空室のリフォーム以外に設備も入替しないと貸出できない状況であった。
当社での対応
売却以外で当社で提案できることは、少しでもリフォーム代を安く抑える策を練る事、予算と収益性とのバランスが取れるようなリフォームを提案して、物件の稼働率・収益性を上げる策を練る事であった。
物件のガスについては都市ガスを採用していたので、プロパンガスに切り替えをして給湯器、エアコンなど設備をプロパンガス会社からの貸与品とし、入替費用の低減する方法をプロパンガス会社と協議し提案した。
また、当社にて市場調査を実施して間取り別での賃料査定を行った。結果は以下の通りであった。
・2DK・・・賃料:5.2万円、共益費:3,000円
・1R・・・・賃料:5.5万円、共益費:3,000円
・1LDK・・賃料:5.7万円、共益費:3,000円